2019年03月31日23:54
GSX-R750
ブログをご覧いただき有難うございます。静岡県浜松市東区でオートバイの販売・修理・車検・カスタムをしている【カワイモーターサイクル】です。全ての作業は整備士の資格を持った代表がおこなっております。
今回は「スズキ GSX-R750」の車検整備について紹介します。点検項目が多い為、部分ごとの簡単な説明になりますが、当店に整備を依頼して頂く場合に参考にして頂ければ幸いです。

まずは灯火類、電装系の点検について紹介します。

ウインカー、テールランプ、ヘッドライト、インジケーターなどが正常に点灯するか点検します。ホーンも正常に作動するか点検します。

配線に損傷がないか点検します。特にステム廻りの配線はハンドルを操作するたびに動く部分なので、念入りに点検します。

バッテリー電圧、暗電流を測定し、バッテリーと充電系の点検をします。バッテリーターミナルの状態も点検しておきます。
次にエンジン廻りの点検について紹介します。


点検しやすくするためにカウルを取り外してエンジンを始動し、始動性、アイドリング、噴け上がり、異音、排気漏れなどを点検します。オイル漏れ、燃料漏れ、ネジの緩みがないかも点検します。


エアーフィルターは汚れていたため新品に交換させて貰いました。


スパークプラグはイリジウムプラグが装着されていたので焼け具合、消耗具合、ギャップを点検しました。


エンジンオイルとオイルフィルターは交換の指示があったので交換させて貰いました。


冷却水(スーパーLLC)も交換させて貰いました。
続いてフロント廻りの点検について紹介します。

フロント廻りを浮かせてステムベアリングの動きやガタつき、フロントフォークのガタつきや曲がり、などを点検します。ネジの緩み、タイヤの状態、ホイールリムやブレーキローターの振れ、オイル漏れなども点検します。



ホイールを取り外したらベアリングを清掃し、ガタつきや動きなど点検します。ダストシールも清掃し、リップ部分に損傷がないか点検します。

アクスルシャフトやカラーは洗浄し、曲がりや損傷がないか点検します。シャフトには防錆のためにグリスを塗っておきます。



ブレーキキャリパーは清掃し、ピストンの動き、パッドの摩耗、ブレーキ液の漏れなどを点検します。清掃ピストンの動きが滑らかになり、ブレーキを掛けたときの感触が良くなりました。


マスターシリンダーは動きや液漏れなどを点検し、ブレーキ液を交換します。


ブレーキレバーとクラッチレバーは支点部分を清掃し、グリスで潤滑します。その際、支点部分のガタつきやクラッチワイヤーの損傷なども点検します。
続いてリア廻りの点検について紹介します。

リア廻りを浮かせ、スイングアームやリアショックのガタつき、ホイールリムやブレーキローターの振れなどを点検します。ネジの緩み、タイヤの状態、ローターとスプロケット摩耗・損傷、オイル漏れなども点検します。



ホイールを取り外したらベアリングを清掃し、ガタつきや動きを点検します。ダストシールも清掃し、リップ部分に損傷がないか点検します。

ハブダンパーの状態も点検しておきます。



リアブレーキキャリパーも前と同様に清掃してピストンの動き、パッドの摩耗、ブレーキ液の漏れなどを点検します。清掃したことによりピストンの動きが滑らかになり、ブレーキを掛けたときの感触が良くなりました。

アクスルシャフト、カラー、アジャスターなどは洗浄し、曲がりや損傷がないか点検します。シャフトには防錆のためにグリスを塗っておきます。



リアブレーキのマスターシリンダーも動きや液漏れなどを点検し、ブレーキ液を交換します。

ドライブスプロケットの取付け状態は点検しておきます。

ドライブチェーンを調整したら専用のグリスで潤滑しておきます。
最後にその他、実施した整備について紹介します。

ブレーキ/シフトペダルのリンク、ステップ、サイドスタンド等の可動部には潤滑剤をスプレーして潤滑しておきます。
今回の車検整備での部品代と作業代は下記のとおりです。
部品代・・・¥12,950(税抜)
作業代・・・¥33,000(税抜)
当店では日ごろから明朗会計を心掛けております。まずは詳細な見積書を作成し、その内容を分かるように説明いたします。そして必ずお客様に納得していただいてから作業に取り掛かります。見積りは無料ですので気軽にご相談ください。
走行が困難または不能で当店までオートバイを持ち込むことができない場合、トラックで引き取りに伺うことも可能ですので気軽にご相談ください。
カワイモーターサイクル
〒435-0004
静岡県浜松市東区中野町898-3
[TEL/FAX] 053-582-8874
[携帯電話] 090-8543-5801
[営業時間] 10:00~19:00
[定休日] 不定休(ブログのお知らせに記載)
今回は「スズキ GSX-R750」の車検整備について紹介します。点検項目が多い為、部分ごとの簡単な説明になりますが、当店に整備を依頼して頂く場合に参考にして頂ければ幸いです。
まずは灯火類、電装系の点検について紹介します。
ウインカー、テールランプ、ヘッドライト、インジケーターなどが正常に点灯するか点検します。ホーンも正常に作動するか点検します。
配線に損傷がないか点検します。特にステム廻りの配線はハンドルを操作するたびに動く部分なので、念入りに点検します。
バッテリー電圧、暗電流を測定し、バッテリーと充電系の点検をします。バッテリーターミナルの状態も点検しておきます。
次にエンジン廻りの点検について紹介します。
点検しやすくするためにカウルを取り外してエンジンを始動し、始動性、アイドリング、噴け上がり、異音、排気漏れなどを点検します。オイル漏れ、燃料漏れ、ネジの緩みがないかも点検します。
エアーフィルターは汚れていたため新品に交換させて貰いました。
スパークプラグはイリジウムプラグが装着されていたので焼け具合、消耗具合、ギャップを点検しました。
エンジンオイルとオイルフィルターは交換の指示があったので交換させて貰いました。
冷却水(スーパーLLC)も交換させて貰いました。
続いてフロント廻りの点検について紹介します。
フロント廻りを浮かせてステムベアリングの動きやガタつき、フロントフォークのガタつきや曲がり、などを点検します。ネジの緩み、タイヤの状態、ホイールリムやブレーキローターの振れ、オイル漏れなども点検します。
ホイールを取り外したらベアリングを清掃し、ガタつきや動きなど点検します。ダストシールも清掃し、リップ部分に損傷がないか点検します。
アクスルシャフトやカラーは洗浄し、曲がりや損傷がないか点検します。シャフトには防錆のためにグリスを塗っておきます。
ブレーキキャリパーは清掃し、ピストンの動き、パッドの摩耗、ブレーキ液の漏れなどを点検します。清掃ピストンの動きが滑らかになり、ブレーキを掛けたときの感触が良くなりました。
マスターシリンダーは動きや液漏れなどを点検し、ブレーキ液を交換します。
ブレーキレバーとクラッチレバーは支点部分を清掃し、グリスで潤滑します。その際、支点部分のガタつきやクラッチワイヤーの損傷なども点検します。
続いてリア廻りの点検について紹介します。
リア廻りを浮かせ、スイングアームやリアショックのガタつき、ホイールリムやブレーキローターの振れなどを点検します。ネジの緩み、タイヤの状態、ローターとスプロケット摩耗・損傷、オイル漏れなども点検します。
ホイールを取り外したらベアリングを清掃し、ガタつきや動きを点検します。ダストシールも清掃し、リップ部分に損傷がないか点検します。
ハブダンパーの状態も点検しておきます。
リアブレーキキャリパーも前と同様に清掃してピストンの動き、パッドの摩耗、ブレーキ液の漏れなどを点検します。清掃したことによりピストンの動きが滑らかになり、ブレーキを掛けたときの感触が良くなりました。
アクスルシャフト、カラー、アジャスターなどは洗浄し、曲がりや損傷がないか点検します。シャフトには防錆のためにグリスを塗っておきます。
リアブレーキのマスターシリンダーも動きや液漏れなどを点検し、ブレーキ液を交換します。
ドライブスプロケットの取付け状態は点検しておきます。
ドライブチェーンを調整したら専用のグリスで潤滑しておきます。
最後にその他、実施した整備について紹介します。
ブレーキ/シフトペダルのリンク、ステップ、サイドスタンド等の可動部には潤滑剤をスプレーして潤滑しておきます。
今回の車検整備での部品代と作業代は下記のとおりです。
部品代・・・¥12,950(税抜)
作業代・・・¥33,000(税抜)
当店では日ごろから明朗会計を心掛けております。まずは詳細な見積書を作成し、その内容を分かるように説明いたします。そして必ずお客様に納得していただいてから作業に取り掛かります。見積りは無料ですので気軽にご相談ください。
走行が困難または不能で当店までオートバイを持ち込むことができない場合、トラックで引き取りに伺うことも可能ですので気軽にご相談ください。
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